> 『鈴木猛史君を応援する会』趣意書
鈴木猛史君は、猪苗代町翁沢蟹沢に生まれ、現在埼玉県にある駿河台大学2年生です。小学2年生のときに交通事故で両足を失い、車椅子での生活を送る中、周囲の方々に勧められチェアスキーに出会いました。懸命の練習からめきめき上達し、数々の大会で最年少記録を更新するなど、一気にトップチェアスキーヤーの仲間入りを果たしました。本人に「チェアスキーの魅力は」と尋ねると『友達と同じように自分の力で自由にどこへでも行ける事』と答えてくれました。ごくシンプルですが、何にでも挑戦するその基本的な行動力には、周りの私達が励まされ、そして教えられております。
これまでに、数多くのチェアスキー大会に出場し優秀な成績をあげてきましたが、中でも2006年2月に行われたトリノパラリンピックでは滑降競技(ダウンヒル)で4位入賞を果たし、次へのステップへ大きな一歩を踏み出しました。これも、本人の努力はもちろん、家族やスキー関係者の並々ならぬ協力と地域の皆様の温かいご支援があってのことであると思います。今後も、鈴木猛史君には日本の代表としての更なる活躍と期待がかかっています。また、猛史君は障害を持ちながらもスポーツを通して未来を生き、社会へ向けてメッセージを発信するそんな選手であります。
しかしながら、社会周知度の低さや学生であること等、障害者スポーツを取り巻く環境は決して万全とは言い切れないのが現状であります。これから競技レベルが上がるにつれて発生する海外遠征や国内合宿等、大変なプレッシャーや費用負担が猛史君と家族にかかってきます。そのため、猛史君にはよりよい環境で思う存分競技に励んでもらえるよう、物心両面から支援していこうと、私共は『鈴木猛史君を応援する会』を設立しました。つきましては、より多くの皆様にチェアスキー、それに伴う障害者スポーツを理解していただくと共に、趣旨にご賛同いただき鈴木猛史君にご支援を賜りますようお願い申し上げます。 |